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かったことに、なんて無責任な勇者なんだと憤りを通り越し呆れてしまったよ」
神魔聖戦。
僕が魔王を倒してから半年後。
魔族と人間が共存することに対し容認できなかった神と天界の住人が魔族を滅ぼそうとし、それに抗った魔族と神族との戦い。
神に逆らう事が許されなかなった人間の中にも、魔族との未来を求め神と戦おうとする者がいたが、魔族は人間の立場を考慮し何もしないようにと何とか説得し、不利な戦いに望んだ。
だが、神魔聖戦を憂慮すべき事態と判断した創造主セレイネス様は、御子である創造子ルーナ様を通し僕に仲裁を命じられ、天界の総統二エス=バイエロを倒し聖戦を終結させた。
「僕があの場にいる必要はなかったよ、それに退屈だったし」
「今の生活にも退屈し、そして苦しんでいるのだろう?」
魔王を倒してから半年、神魔聖戦から二年半、誰からも近しい人達からも聞かれなかった言葉を、言って欲しかった言葉を、たった数度しか会ったことがないガルドドーラは言
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