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本当は怖いんだ
口に出したら
あの人がすぐ消えて
しまいそうだから
僕まで消えてしまいそうだから…
だから紡ぐんだ
だから僕は君の心に
手を伸ばして
君の怖がってる事を
摘むんだ
1つ1つ見逃さないように
君が哀しみに暮れてしまわぬように
僕は君の哀しみや恐怖を
摘む事が出来てるだろうか?
君が例えば哀しみに
暮れる毎日が訪れようとも
紡ぐよ
摘むよ…君の明日に繋いで
見せる
待っていて…
その時は必ず君が住む街へ
飛んで行くよ
君が哀しみに溺れて
しまぬように…
*。°。°*。
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