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「うんざりなんだよね。ベタベタしてきてさ」
冷たく言い放つと、セフナは傷ついたような顔をし、ポロポロと涙を流す。
『ル、ルハニヒョン…どうして…?』
そして膝をガクンと落とし、うなだれてしまった。
…ったく。ほんとうざい。
「そういうことだから。じゃあね」
背を向け、その場を立ち去ろうとすると、いきなり強い力で腕を引っ張られ尻もちをつく。
「痛っ…誰だよ!」
睨むように見上げると、セフナがそこにはいた。
「セフナ…なにすんだよ」
『ルハニヒョン」
「……なに?」
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