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いつもとは違う雰囲気のセフナに、背筋がゾクッとする。
『僕のこと、捨てるの?ミンソクヒョンと一緒になるの?』
「…あぁ。そうだよ」
『……』
セフナがポケットから出したソレに、思わず身震いをする。
「セ、セフナ」
『ルハニヒョンがいけないんだ。僕のものにならないから』
「やめ、」
振り下ろされるナイフ。
鈍い音がしたあと、血がドクドクと出てくる。
意識が遠のくなか、セフナの声が、確かに聞こえた。
『これでずっと一緒だね』
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