EXO / KAI&SUHO

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セフンと楽しそうに会話をする スホヒョン。 別にいつもと変わりないこと。 だけどなぜかイライラする。 それはきっと、 俺に見向きもしないからだ。 いつもなら俺が近くにいると声をかけてくるのに、今日はまったくもって声をかけてこない。 「…ヒョン」 耐えきれなくなり、ヒョンの腕を掴み、部屋へと連れ込む。 「ちょっと、ジョンイナっ」 戸惑うヒョンを壁へと追いやり 強引に口づけをする。 「…んんっ…じょん、いな、」 胸を押されて離れる唇。 ハァハァ、と呼吸を整え 「じょんいな、どうしたの?」 と俺を見上げる。 「ヒョンがセフンばっかみるから」 「え?」 「セフンばっかみて、俺のことなんて見向きもしなかった」 あーもう、言わなきゃよかった。 「ジョンイナ、」 俯いていた顔をあげるとわしゃわしゃっと頭を撫でられる。 「かわいいとこあるんだな」 ニコニコしてるヒョン。 なんだか負けた気がして悔しい。 「責任とって」 「うんうん。…え?責任?」 「そう」 「どうやって、」 言い終わるまえにヒョンをベットに押し倒し、耳元で囁く。 「身体に決まってるじゃん」
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