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他の女の子からの誘いを
サラリとかわしていた亮が
店から出た途端
「莉央ちゃん…だっけ?
俺、この子にする」
突然そう言って私の手を引いて
タクシーに乗り込んだ瞬間、
自分でも何が起きているのか
理解出来なかった。
走り出したタクシーの中
「二人だけで飲みなおそうね」
ニコリと笑う亮の笑顔に
顔を真っ赤にして俯いたあの夜から…
私は亮にのめり込んで行った。
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