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亮はいつも優しくて
こんな地味な私の生活に
キラキラと輝く時間を与えてくれた。
「莉央、こっちの服の方がいいよ。
絶対可愛いからこれ買ってみな?」
「え…でもこんな派手な服…」
「莉央は自分の可愛さに
自分で気づいてないだけ。
俺が惚れた女なんだから
もっと自信持っていいんだよ?」
「…うん…」
亮が言ってくれる言葉が嬉しくて。
「莉央…可愛い…
もっと声出してみな…?」
亮の腕の中で開花されて行く
自分の淫らな部分に戸惑って…。
気付いた時にはもう
亮のいない世界なんて
考えられなくなるほど
私は亮を愛していた。
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