始まりは

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「親父、用件は?」 「・・・」 なにもったいぶってんの? これで下らねー用件ならぶっ殺す 「俺、早く帰りたいんだけど」 「・・俺の会社が倒産した。」 「・・は?」 親父の言葉は俺の想像を越えるものだった。 「だからこの家を売り払うことになってな」 「待てやコラ。は?倒産? なんで倒産したんだよ!?」 「・・・俺の友達がアメリカで企業を立ち上げたんだ。そこで雇ってくれるらしい。」 俺の話は無視か!このクソジジィ。
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