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「ンンッ………!」
頬にとめどなく冷たい水滴がふりかかり、
彼の唇が荒々しく私の唇に重なりあう
「ちょ、早くしないと、次のステージ……」
汗がじんわりと滲んだ彼の身体を両手で跳ね退けようと力を入れるが、びくともしない
「30秒だけ…」
囁く様に呟くと、彼はそう言って、私の身体を力強く抱きしめた
彼の熱が私に伝わる
熱い…
狭い廊下の片隅に、隠れる様にして、二人が重なり合う
激しく絡み合う舌の動きに、芯まで奮え上がり、
彼に呼応する私の身体
後、一秒、
もう………一秒……
貴方を、感じていたい
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