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「へ…………え?」
ルーム………
シェア?
ナオ君とテツローさんと、ルームシェア?
「何で……」
「だってもうあのアパート辺り住めないでしょ?
少しでも離れたほうがいいし、3人なら今後の作戦立てやすいし、それにさ」
屈託ない笑みで、ナオ君は続けた。
「俺達といれば、安全だし」
安全………。
“永遠不安な人生”
あたしの人生は絶望的だった。
でも、この人達となら。
僅かな希望が見えた気がした。
「でも、もし死体が警察に見つかったら、2人に迷惑かかるし……」
「今更何言ってんの、ルコちゃん!!
俺達は好きでやったことなんだし!!気に病まないで」
「“俺達”って、おいナオ。
勝手に俺含めてんじゃねーよ」
テツローさんが眉間にシワを寄せて、ナオ君の頭を拳で殴った。
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