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《んっ！待てよ～。
やはりちまちま造形するより先に外に出た方がよくないか？》
いやいや主人公よﾀﾞﾝｼﾞｮﾝ運営だよ？ﾀﾞﾝｼﾞｮﾝ作って冒険者殺すでしょ？いまさらこの残DPでは方向転換は無理だから突き進むしかないのである。
早速通路や部屋の造成DPを確認する
----ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ表示------
残DP・・・1445
◆通路（1m）
変形可能（基本H1800W1000）
初期洞窟ﾀｲﾌﾟ
装飾、地形DPｶｽﾀﾑ可能
DP・・・10
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《やはり構造的な物や小部屋なんかは割と安く作れるんだな。
低レベルﾓﾝｽﾀｰや魔物も安く作れて自己増殖や繁殖できるし、どうしてもﾀﾞﾝｼﾞｮﾝを作らせたい思惑が感じられるなｗｗ。
ﾃﾞﾌﾚ防止でｽｷﾙがバカみたいに高価なんだろう。
いきなり強い魔物作っても自分が殺されるだけだし。》
今後の生活とﾀﾞﾝｼﾞｮﾝ作成の為のﾎﾟｲﾝﾄなのだからこんなに自分をいきなり強化するやつはいないだろう…
ﾀﾞﾝｼﾞｮﾝ構造物皆無で残DPが1445とはすでに破たんしている。
大体外に出て人里が無かったりしたらどうするのだろう？
特に入り口出現位置等も彼は考えていないようで知識がないのだから当たり前だが。
通常この手の話はｽｷﾙ的なもので大陸知識、魔物知識なんかをGETして有利な入り口を指定するのだが、自分で突貫した場合はどうなるのかとか考えてもいないいのは彼らしいと言えばそれまでだ。
《ﾏｯﾌﾟを弄ってメインとｺｱ室を角に移動させてそこからまっすぐ対面50m位の位置に入口を開通させよう。》
短絡的発想だが今のところ割と安全で合理的である。
メインﾙｰﾑより直接入り口を開く事を選択しなかったのは万が一の場合を考えて距離を付けたかったからだ。
ないよりはましと考えての行動だ。
『ﾒｲﾝﾙｰﾑを角端に移動させて、ｽﾄﾚｰﾄの途中で念の為コの字角を設けることにしよう。今日は疲れたしﾎﾟｲﾝﾄにも余裕があるから温泉作って明日開通させて調査開始しよう。』
おいおい!!!!!!!!無理やり温泉用のDPひねり出したでしょ!!?頭だいじょうぶか？こいつﾎﾟｲﾝﾄほぼ使い切る気だ…ただのアホでは無いのだが、どこまで捻くれてるのか？
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