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どれだけの時間が経過したのだろうか…淡く光る室内には時たま響く機械音と聞き取れない言葉がたまに漏れるだけであれから全く様子に変化はないようだ。
『『kじょvじおにmkl。』』
『『mkzvぬふぇ、wんkmzxじおvdしおf。』』
『ダンジョンマスター生成迄 残り:10秒 カウントします。』
『『mkcvxじおえfwじおううjjん。』』
『9・8・7・6・5・4・3・1 生成開始。』
ゴブリンの目の前から銅のメダルがカウントと共に薄くなっているのが確認できる。
そして生成開始の言葉と同時にそれが消えた…。
--------彼視点---------
《眠い…非常に眠い…目を開けていられない…》
しばらくそんな事を繰り返しながら彼は目覚ましが鳴らない事を不思議に思った。
《今日も寝惚けてスヌーズOffったかな?
ん?スヌーズってなんだったっか?》
何故か自分で考えた事なのにその思考に振り回される。
目の前に映るいつもと変わらぬ日常…
『そういえば、ここはどこだ?』
《見覚えがあるような無いような…しかし狭いな、なんだココ?おかしい何か変だ!!!》
『mkふぉにfしお。』
『『mしおvjにvじお、:@』』
『んこいそじvsml。』
話し声が聞こえるが言語の内容が理解できない…
《声が聞こえると頭痛がして頭が重くなる。
聞き取れ無いのか?でも不愉快じゃない感じはする。
なんだ何か別の事が頭に入ってくる?》
『生成迄 残り:10秒 カウントします。』
頭に鳴り響くその音量に思わず彼は叫んでしまった…
『うあぁ~!!!!!誰かっ!!!!』
『9・8・7・6・5・4・3・1 生成開始。』
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