◆ダンジョン逃避計画スタート

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カチャッ! ダンジョンコア室の扉があけ放たれ、裸の男が出てきた。 《滅茶苦茶気分爽快だぜ!!!!!!》 扉を閉めるとメインフロアーを見渡す。 『やっぱり抜け出せなかったようだな。 思ったとおりだ。 造形魔法は俺の魔法であってダンジョンの能力じゃないから、解除されないって推測は正しかったようだ。 随分大きな賭けだったけど、一度死んでみないと分からない事もあるからね。』 『短縮1 オープン 追加、残時間、コア貯蓄量、残DP確認』 ----ディスプレイ表示------ 開放迄:524時間 ◆ステータス HP:100/100 MP:200/200 待機時自然回復量:1m/2 ダンジョン維持魔力:1h/1 コア貯蓄量:102 1h/2 残DP・・・・197 --------------------- 《ゴブリンもおとなしいな… 流石にあの体制のまま居たからだろう。 開放時間で考えると今日起きてから-14時間位経過してるのか? 外に出てから中に入るまでは時間確認して無かったのは失敗だったな。 ゴブリンにやられてから9~11時間位はメダルになってた可能性がある。 コア室で目覚めた時、背中の冷たさで目が覚めた事から。 生成後は室内で寝てたんだろう。》 ゴブリンが覇気の無い弱い声で何か訴えかけてきているが理解できない。 『『みえrmkl;kl。 mけrをんmき。 いぎおgrwじおみお。』』 『すまん、ほんとに何を言ってるのか分からないんだ。』 彼はゴブリンにに向き直り頭を下げた。 『本当に申し訳ないが俺の糧になってくれ。』 そう言うと彼はゴブリンの汚物にまみれたダガーを拾い。 汚物を魔法で砂に変えると。 温泉の扉の中に消えた。 『『mkvにおgkgrんjヴす!』』 しばらくして彼が綺麗に洗われたダガーを手にゴブリンの背後に立つ。 ゴブリンも観念したようだった。
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