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「おばさん、団子2つね!」
「あいよー」
みたらし団子とお茶が運ばれてくる。
「あれまー可愛らしいお嬢さん!」
「へへー俺の彼女!(予定)」
勝手な会話にも彼女は無関心。瞬きひとつしない。
「おいで」
トントンと俺の座った隣りの空いたところを叩く。
「立ってるのつらいだろ?」
彼女はしばらくじっとこちらを見て...座った。
かわゆい\(^o^)/
「ここの団子うまいんだよ」
みたらし団子を食べてみせる。みょーんと伸びるくらいもちもちしていてかかっている蜜も甘い。
しかし、結局、彼女は手をつけなかった。俺は彼女の分の団子も茶も腹におさめた。
「ごめんね、君には口にあわなかったかな」
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