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「旦那、なに考えてるんスか!あの女はどう考えても忍者です、スパイです!頼むからまたそんな気まぐれをクドクドクド」
「やだ!可愛い!嫁にする!」
「それこそ相手の思うツボでしょうが!」
「絶対やだー!!」
下男と喧嘩してまで俺は彼女をそばにおいた。下男はすでに戦意喪失してなにもいってこない。クビにすると言ったのが効いたらしい。
彼女は猫のようにフラリとここへやってきては俺のあとにぴったりとくっついており、またヒラリとどこかへ行ってしまう。
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