~復讐は始まった~

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翔「…………」 俺は思いっ切り右足に深い傷をつけた ドバァーっと血が流れている中、上手く立つことが出来ず その場に倒れ込んでしまった 優「翔ぉ!!!」 優香は走って俺の所に向かって来ようとしたが、静たちに止められていた 俊「………」 安藤はパッと夕紀を離したため、夕紀もその場に倒れ込んだ 翔「ゆ………き………」 俺は横になったまま、夕紀が倒れている所に向かった 翔「今……行くからな」 俺は小さい声でそう言って、徐々に夕紀に近付いていった 俊「……二宮」 安藤はいつの間にか俺の前までやってきた 翔「安藤ぉ……」 俊「ふっ…………バイバイ!!(笑)」 そう言って安藤は手に持っているナイフで俺を刺そうとした 優「翔ぉーーー!!!!」 拓「ま、まずい!間に合わねぇ!!」 パシッ 陸「てめぇ…いい加減にしねぇか……」 静「り、陸!!」 静が陸の名前を呼ぶので顔を上げて見ると、そこには少し傷ついている陸の姿があった 陸「お前だけは……死んでも許さねぇ!!!」 バキッ!!! 陸はそう叫んで安藤に思いっ切り回し蹴りをした 安藤はそのまま吹っ飛び倒れて、ピクリとも動かない 章「今、警察と救急車呼んだからな! 闘いは終わったんだ!! 夕紀っちは無事だぞ?(笑)」 笑顔を見せながら言う章司 翔「夕紀……よかった(笑)」 俺はそう言って安心すると気が抜けたからか、急に目眩がした そしてそのまま俺は気を失った
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