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私は我慢出来なくなり、翔に思いっ切り抱きついて大泣きした
優「どうして!?
どうして東京なんて行かないといけないの!!?
どうして涼介と結婚しなくちゃいけないの!!?
私がずっと…ずーっと結婚したいって思っている人は翔なのに………」
翔「優香……」
翔は優しく頭をなでてくれた
優「絶対いや!
自分の人生くらい自分で決めたい!!」
翔「優香…じゃあ、はっきり言いに行きな!!!」
翔は私から離れて続けた
翔「お母さんにだけ話すんじゃなくて、お父さんや涼介、涼介の両親にはっきり伝えてくるんだ!
自分の気持ちを……
お父さんたちとはこの話をしたことないんだろ?」
優「話したことないけど、聞いてもらえるかどうか……」
翔「そんなの話してみないと分からないだろ!
それでもだめだったら、俺が優香をこっちに連れてきてやるよ!
例え何があってもな(笑)」
優「翔ぉ………」
私はまた翔に強く抱きついた
翔も微笑みながら私を優しく抱きしめてくれた
優「翔……温かいよ(笑)」
翔「優香もな(笑)」
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