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優「………もうお昼だから行かなきゃ」
私は翔から離れてそう言った
確かにみんなでちゃんと話し合いをすることは必要だと思う
自分自身の道を切り開くために……
だけど、何か嫌な予感がしてならない
胸の奥がざわつく……
優「翔……また会えるよね?」
私は翔に言った
翔は私の問いに微笑んで、頭をなでて言った
翔「帰ってこれるよ……
また、みんなで楽しめるよ(笑)」
優「そう……だね!
翔、待っててね!すぐこっちに帰ってくるから!!」
私はそう言って走って家に向かった
翔ならきっと家まで、いや駅まで来てくれると思ったから
そうしたら別れが辛くなる
本当に1秒でも離れたくなくなる
でもきっちり話し合いをしてこなくちゃ!
きっとお父さんたちも分かってくれる
そして帰ってきたら今度はちゃんと翔に言うんだ
『翔、ただいま……
大好き』って……
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