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翔「うーす」
俺と夕紀は体育館の中に入った
そこにはもうすでにほとんどの部員が揃っていて、何人かはもう個人で練習をしていた
陸「夕紀さん!今日はどうしたの?」
シュート練習をやめ、夕紀の所へ行く陸
夕「ちょっとね!邪魔はしないから、見学してもいいかな?」
陸「もっちろん!よっしゃあ、今日も気合い入れてくぜ!!」
翔「じゃあ、俺は部室で着替えて来るから」
そう言い俺は部室に向かった
翔「うーす」
部室のドアを開けながら、誰がいるかは分からんが挨拶した
そこにはバスケットボールをいじっている拓とバスケの雑誌を読んでいる静がいた
拓「ニノ、今日優香ちゃんとは会ったのか?」
翔「ああ、ちゃんと自分の気持ちぶつけて帰ってこいって言ってきたよ(笑)」
俺はロッカーを開け、ブレザーを脱ぎながら言った
静「じゃあ、今度はニノが気持ちをぶつける番だな」
静は雑誌を閉じて立ち上がり、俺の肩に手を置いて続けた
静「どう選択しようが味方でいてやるから……
待たせすぎるのはよくないぜ(笑)」
静はそう言い残して部室を出て行った
拓「あっ、待てよ静!
ニノが来るまで1on1でもしようぜ~♪」
そう言いながら、拓も部室を出て行く
翔「……静の奴、余計なお世話だっての」
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