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一方その頃……
私は東京にある別荘に着いた
新幹線の中で、私はお母さんにみんなでちゃんと話したいと思っていることを伝えた
もちろん、翔の所に戻りたいと思っていることも……
お母さんは『私も応援するわ』と言ってくれたので、出来るなら今日にでも話そうかなと考えていた
まだ涼介はアメリカにいるけど
最初の話し合いには涼介がいない方がいいと考えていたし、ちょうどよかった
でも1つだけ気がかりなことが……
それは淳さんと連絡が取れないこと
何回も電話しているんだが、全く出ない淳さん
いったいどうしたんだろう……
別荘に入り、私は色んな人に挨拶をして部屋に戻っていった
優父「おお優香、久しぶりだな!
病気は治ったのか?」
優(そうだった、病気を言い訳にしてたんだ……)
そう思った私はにっこり笑って『大丈夫』と答えた
優父「そうかよかった!
じゃあ、明日からまた仕事頑張るんだぞ!!」
そう言って部屋に戻るお父さん
優母「翔ちゃんたちの所に戻りたいって話
出来るかどうかお父さんと話してくるわ、先に部屋に行ってなさい」
優「うん、分かった……」
そう言って私は部屋に戻った
優「久しぶりだな、この部屋も……」
そう言って中に入り、電気をつけた
優「!!!!!!
な、何でいるの!!?
涼介!!」
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