~止まった風~

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翔「はぁ~あ、よく寝た……」 俺、二宮 翔は目覚ましが鳴っているのを止め、体を起こした 翔「さて、準備するか」 今日から始業式が始まるので、俺は制服に着替え下に向かった 翔「おはよ、母さん…」 下には朝食を作っていた俺の母さん、二宮 慶子がいた 慶「あら、今日はずいぶん早いのね(笑) 槍でも降るのかしら?」 翔「はは、そうかもな」 俺はそう返事をしながら、朝食を取っていた 慶「ねぇ、翔……」 翔「ん?なに?」 俺は母さんの方を向くと、母さんは少し言いづらそうにして言った 慶「……優香ちゃんのこと……… ……このまま忘れるつもりなの?」 ……ピクッ その母さんの一言で俺の動きは一瞬止まったが、すぐに直した 翔「……それはもう終わったことだよ、母さん(笑) ごちそうさま!!」 俺はそう言いリビングを出て部屋に戻った 歯磨きなどの支度を終え腕時計を見た 翔「ん~、ちょっと早いけど行くか」 そう思い、俺はバックを持ち家を出た 翔(………優香)
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