397人が本棚に入れています
本棚に追加
?「翔ぉ~~!!!」
俺を呼ぶ声がしたので、振り向いてみると
そこには俺の友達の柏葉 夕紀が走ってきた
夕「おはよぉ!」
翔「夕紀、おはよ(笑)」
夕紀は俺の隣に並んで歩き出して言った
夕「2年生も、同じクラスになれるといいね♪」
翔「そうだプップーー!!
俺たちが話している最中に後ろから車が結構なスピードで走ってきた
翔「あぶねぇ!」
夕「きゃぁ!!」
俺は夕紀を抱き寄せ、車から避けた
夕紀は体を全て俺に預けてしまっているし、いきなり車のクラクションが聞こえて怖かったのか
目をぎゅっと閉じている
翔「………夕紀、大丈夫だったか?」
車が去ったのを確認してから、夕紀に言う
夕「う、うん大丈夫……なんかごめんね?」
申し訳なさそうに言う夕紀の頭をなでながら、微笑んで言った
翔「謝ることじゃないよ(笑)
それより、これからはこっち側歩くね!!」
俺は道路側に立ちながらそう言うと、夕紀はにっこり笑って頷いた
すると、曲がり角から……
?「お~、ニノ!……って夕紀さん!!!」
最初のコメントを投稿しよう!