~止まった風~

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?「翔ぉ~~!!!」 俺を呼ぶ声がしたので、振り向いてみると そこには俺の友達の柏葉 夕紀が走ってきた 夕「おはよぉ!」 翔「夕紀、おはよ(笑)」 夕紀は俺の隣に並んで歩き出して言った 夕「2年生も、同じクラスになれるといいね♪」 翔「そうだプップーー!! 俺たちが話している最中に後ろから車が結構なスピードで走ってきた 翔「あぶねぇ!」 夕「きゃぁ!!」 俺は夕紀を抱き寄せ、車から避けた 夕紀は体を全て俺に預けてしまっているし、いきなり車のクラクションが聞こえて怖かったのか 目をぎゅっと閉じている 翔「………夕紀、大丈夫だったか?」 車が去ったのを確認してから、夕紀に言う 夕「う、うん大丈夫……なんかごめんね?」 申し訳なさそうに言う夕紀の頭をなでながら、微笑んで言った 翔「謝ることじゃないよ(笑) それより、これからはこっち側歩くね!!」 俺は道路側に立ちながらそう言うと、夕紀はにっこり笑って頷いた すると、曲がり角から…… ?「お~、ニノ!……って夕紀さん!!!」
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