~孤独と絶望の中の真実~

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翔「はぁ、はぁ、はぁ……」 俺は玄関に座り込んでしまった 気が狂いそうだ 栞…………お前はこの事を知っていたのか? いや……知るはずがない 父さんは……知っているのか? 俺は…………どうしたらいいんだ!!? 頭を抱えながら考え込んでいると…… 慶「あら、帰ってきたの?」 母さんの声が聞こえたので、前を向いて見ると 確かにそこには母さんがいた 翔「母さん……」 慶「何してるの? 久しぶりだね、お茶淹れるわよ(笑)」 母さんはそう言ってリビングに入っていった 翔(聞こう…………聞くしかない) 俺もリビングに言って、単刀直入に母さんに言った 翔「工藤 貴久さん……知ってるよね?」 慶「!!!!」 母さんは驚いた顔をして俺のことを見た 翔「その反応……やっぱり知ってるんだね?」 慶「翔こそどうして……?」 翔「工藤さんに会ったんだ………… 母さん……教えてくれよ 栞は…………俺の妹なのか?」
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