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翔「でも母は人を殺すような人では「子どもの君に何が分かる!!!」
俺の言葉は警察の人の強い口調によって遮られてしまった
プルルルル、プルルルル
警察の人のケータイが鳴った
警1「失礼……」
そう言って、警察の人は電話をし出した
篠「大丈夫よ、あなたのお母さんがこんなことするはずがないわ」
翔「篠さん………」
俺は下を向いて、歯を食いしばっていた
許せなかった
母さんを疑う警察の人たちが……
電話が終わったのか、再び警察の人が俺の前に座った
警1「事態が事態なので、君の家を調べさせてもらった
君がいつも使っているコップはこれかい?」
警察の人がケータイの画像を見せてくれた
そこには確かにいつも俺が使っているコップが写っていた
翔「そうですけど……これがなにか?」
警1「これにね、かなり微量だが睡眠薬が検出されたんだ」
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