397人が本棚に入れています
本棚に追加
夕「電話切れちゃった……」
私はケータイを閉じながら、翔の机を見た
夕(嫌な予感がするのは私だけ……ただの勘違い……
そうだよね?……翔)
そんなことを思っていると
ガラガラガラ
翔が教室に帰ってきた
だから、私は翔の所に行って事情を聞こうとしたが出来なかった
足が動かなかった
あの翔の目を見てしまったら……
あんな目……見たことない
冷たすぎる……
夕「翔…………」ボソッ
そんな中……
ガラガラガラ
すごい大勢の人たちが入ってきた
かなり大きいカメラ
そしてすごいフラッシュの数々を翔に浴びせている
男1「おい!息子がいたぞ!!」
1人の男性がそう言うと、翔の周りはあっという間に大人の人たちに囲まれてしまった
みんなもこの異常さを察したのか、翔の席から離れる
篠「ちょ、ちょっと!何なんですかあなたたちは!!」
篠崎先生は大人の人たちを退けようとしたが出来なかった
そんな中、1人の男性がとんでもないことを口にした
男1「二宮君!
君のお母さんが人を殺しちゃったって本当?」
最初のコメントを投稿しよう!