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涼「いやいや、関係大ありだから!
俺と優香は「涼介と私が20になったら結婚する……って言いたいんでしょ?」
私は涼介の口から聞きたくなく、自分から言った
涼「そう!だからいつかは別れないといけないことだったんだよ!!」
バシン!!!
私はイスから立ち上がり、涼介の頬を思いっ切り叩いた
優「はぁ、はぁ、はぁ……
翔には絶対何かがあったんだ!!
じゃないと、お父さんにも認めてもらった翔が「認めてもらった?」
泣きながら言う私の声を遮って、涼介は立ち上がって続けた
涼「本当にあいつは優香の親父さんに認めてもらったの?
親父さんは優香の前でも本当に認めたと言ったの?」
優「な、何言ってんの?」
動揺する私に涼介は窓の近くまで歩きながら言った
涼「認めてもらったのは何を認めてもらったのか、本当に理解してる?
二宮が認めてもらえたのは、本当に優香と付き合ってもいいって内容だったの?」
私はまた涼介の前に立ち、睨みながら言った
優「涼介、知ってるの?
お父さんと翔の間に何があったのか………」
涼「…………さぁ?」
とぼける涼介にいくら言っても無駄だと思った私は、お父さんの部屋に行こうとした
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