~復讐は始まった~

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翔「もしもし夕紀?今着いたよ!」 夕「分かった、今から行くね!」 夕紀はそう言って電話を切った 安藤が脱獄したニュースを聞いて以来、俺たちはずっと一緒に行動している 他のみんなにも安藤のことについて話し合って、女子は絶対1人にならないようにしようと決めた なので、俺は夕紀と共に行動している 翔(安藤の話した時、かなり拓は怒ってたな…… まぁ、無理もないか) そんなことを考えてると、夕紀がアパートから出てきた 夕「おはよう!」 翔「夕紀、おはよう(笑) じゃあ行こっか」 俺たちは学校に向かって歩き出した 夕「何かごめんね…… 私のせいで、みんなに迷惑「うるさい」 コツン 俺は夕紀の言葉を遮り、夕紀の頭を軽く叩いた 夕「むぅ……痛い」 翔「いつもいつも言ってるだろう! 夕紀のせいなんかじゃないって!!」 夕「…………」 黙って立ち止まってしまった夕紀 そんな夕紀の頭を俺は優しくなでて続けた 翔「それに夕紀にもう2度と辛い思いは絶対させないから…… 約束する………」 夕「翔……… 信じてるからね?(笑)」 そう言って俺たちは小指を繋いだ 翔「よし、気を取り直して学校行くぞ!」 夕「うん♪」
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