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陸「章司と離れちまったな……」
陸は3人で教室に向かっている時に、そう呟いた
陸がさっき名前を出したのは黄川 章司
身長は俺と数センチしか変わらないのに
ダンクは出来るわ、高いブロックは出来るわでとにかくすごい奴
しかもバスケを始めてからまだ1年……
翔(まぁ、おちゃらけな所が傷なんだけどね……(笑))
俺はそう思いながら、チラッと夕紀を見ると
夕紀もこちらを見ていたので目が合った
夕紀はなぜか急いで目を逸らす
翔「………??」
夕(翔見てたら、ずっと見つめちゃって
目、合っちゃったよ(汗)
気をつけよ……)
そう夕紀が思っていることに気づく訳がなかった
陸「おっ、ここだ」
陸はそう言い教室のドアを開けた
陸に続き教室に入った瞬間
女「きゃぁーーー!!!」
大勢の女子の歓声が聞こえてきた
その歓声と同時になぜか女子たちは俺の所にやってきた
翔「えっ!なになになに!!?」
女1「に、二宮君!!す……好きです!!!」
翔陸「えっ!!」
いきなりの告白に俺たちは驚いてしまった
……ムギュ
翔「いってぇ!
…って、おい夕紀!?」
夕「………ふん」
夕紀はなぜか不機嫌そうにして、俺の足を踏み女子たちの輪を抜けた
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