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スキーは毎年行く。
だから、私達はリフトで登って、
随分長い時間、
滑っていた♪
お父さん、お母さんは、
ロッジで休憩すると言って引き上げたけど、
私達はまだまだ滑っていた。
日がかげって、曇り出した。
「山の天気は変わりやすいね!」
将義くんが言った。
「本当~(^_^;)」
リフトに乗ったら、雪が舞い出した。
「吹雪くなら、ロッジに引き上げようぜ!」
将義くんに言われて、紗裕は頷いた。
リフトを降りると、
雪がけっこう舞った。
「下のゲレンデに着いたら、ロッジに行こうか!」
「そうね!」
必死に将義くんを追いかけた。
視界がきかないほど吹雪き始めた。
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