優しさに包まれて

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桃「今日の七海、面白かったよ(笑)」 『もう言わないで…』 私は恥ずかしさで胸が張り裂けそうでした。 1回張り裂けたかも? ほのか「きたのくんのこと知らないなんて、珍しいよね。」 桃「ほんとほんと。この辺じゃ、ちょっとした有名人だけどね。」 「北野くん?」 ほのか「七海の前の男子だよ。神崎北乃くん。顔見た?超イケメンなんだから。」 「北乃くん?」 そういえば、後ろ姿しか見えないもんね… 同じ名前の人がいたなんて。 ちょっと嬉しい。 桃「あんな人が彼氏だったら、最高だよね。」 ほのか「確かにー。」 同じ名前ってだけなのに、少し神崎くんに近づけた気がした。 『話したことないのにね。』
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