5人が本棚に入れています
本棚に追加
/74ページ
まぁあれからなんもないし
昨日も冷たくしたから大丈夫だろう.....
そう思えるのも今だけだというのを、後で知るとも知らずに考えていた。
そして、いつものように講義が終わり中野が俺のところにやってくる。
「おつー、
悠哉今日ひまか?」
「俺がいつも暇なのお前は知ってるだろ。」
そうだな!と笑いながら
「久しぶりに呑みにいかね?」
「別にいいよ」
「じゃあまた後で連絡するわ!
じゃあな!」
そう言って走っていく。
じゃあ、俺も準備するために帰るか.....
そうして、自宅に向かい色々準備して待ち合わせの場所に向かった。
「おっす!」
「おっす」
会った瞬間俺は中野の格好が気になった。
「なんで男二人なのにそんな気合い入れてんの?」
いつも呑むときはラフな感じで大学にも着てくるような服装のはずなのに、今日は妙に気合いが入っている。
「ぜんぜん気合いなんか入れてねーし!」
「あ、そう」
俺は特に気にせず、
早くいこーぜ!と言って歩きだす中野の後ろについていった。
最初のコメントを投稿しよう!