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所詮女なんてみんな同じだ。
結局自分のことしか考えてない。
なにかあればすぐ男を捨てて、見下し
自分よりも弱い生き物を見るかのような目で見下ろす。
そんな女が俺は怖い。
だから大切にしたいと思う存在なんていらないし大切にされたくもない
俺には中野だけいればいい
「ねぇーてばぁー」
しつこい....
さっきからずっとついてくる。
「私、渡辺小雪って言うの!小雪って呼んでね!」
「はぁー....
それで渡辺さんは俺に何の用?」
敢えて名前では呼ばないで興味のないアピールをする。
「小雪って呼んでって言ったのになぁー....」
「で、用はなに?」
「友達になろ?」
「いや必要ないから、それじゃ」
「いや、ちょっと待ってよ!」
そう言って俺の手を掴んだその時だった。
「触るな!」
俺は思わず大声を出してしまった。
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