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いまだに会えば『お父さん』って呼ぶ。 大人になってからも、加奈が結婚してからも、私は『お父さん』と会えば仲良く話しをさせてもらう。 加奈に会いに来たのに、結果お父さんと話している事の方が多い事もある(笑) 血の繋がった家族でもないのに、たまたま娘の友達であるだけの私を大事にしてくれた... 無償の愛をくれたのは、何の繋がりもゆかりもない、加奈の両親でした。 それは今でも感謝してます。 父親の乗り込み事件があって、私は県外に出る決心をしたんだけど... 何だかんだ、この時18歳で19歳なる少し前。 加奈の家にお世話になって、ある程度長い年月が経っていた。 いろいろと、ない頭で考えて出した結果。 私は迷惑掛けるのが嫌になった。 きっとまた父親は加奈の家に来る... じゃあもっと... 絶対バレない所に逃げるしかない。 私は逃げたい... 少し時間を開けて、加奈に県外に出ようと思っている話しをしたら... 加奈ぶちギレる(笑)(笑) 加奈の両親にも話したかな? ここら辺曖昧だけど、多分したと思う。 反対はされなかった記憶が...
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