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中学の時は、毎月献立が決められた給食で、部活でお腹が空いてもおやつを持っていくのも禁止だった。
恐らく、15際までは栄養士の考えたバランスの良い給食で成長期を援けていたのだろう。
高校は、母親の手弁当が主でその他は登校したときに、玄関近くで学食の券を販売していた。
朝、食券を予め販売する事によりその日の売れ筋が大まかに判り仕込みがし易かったのだろう。
勿論、お昼に食堂で購入しても可能であった。
私達新入生は、なんとなく学食に行くのは上級生ばかりだから、躊躇していた。
お昼時になると、窓から風に乗って美味しそうなラーメンスープの香りが飛んできて、
教室の時計がまだ11時なのを恨めしそうに見たものだ。
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