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今、頭になんか降ってきた。
なにこれ、地味に痛いんですけど。
何が落ちてきたわけ?
「これは……お土産のプリン!!?」
「がう?」
なんと!?
頭に落ちてきたのはプリンだ!!
なんでなんで!?
「はっ!?きっとお兄ちゃんたちが龍雅に投げつけたんだ!」
そうに違いないと自己完結。
よし、食べよう!
「あ、スプーンがない……」
え、目の前にあるのに食べれないの……?
だって、私たぶんこの狼っぽいのに食べられちゃうのに?
「……うん、人生悔いを残しちゃダメだよね。よし、女の子捨てよう」
「がう」
何か、今この狼っぽいのに同意されたような気がする。
というか、さっきからこの子、言葉通じてんじゃない?って感じがするのだけど。
「……ま、いっか。いただきまーす!」
ぱかっと開ければ待ちに待ったプリンちゃん。
「わ、持ち運びだからかな?以外に固めっぽい」
「が~うvv」
あ、いつの間にか、おいていた蓋舐めちゃってる。
しかも、かなり美味しかったみたいですごい喜んでるし。
尻尾ぶんぶんだよ?
触ったら気持ちよさそうだなぁ…。
あ、というか、プリンって動物が食べても大丈夫なのかな?
まあ大丈夫そうだし気にしないでおこう。
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