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◇◇◇◇
大量に買い物を済ませた翌日(もちろん支払いは全部カインww)。
くぅくぅ寝ているしぃちゃんの隣に寝そべりながら、いっしょに転寝をしていた。
「おい愛良!」
「ん~?」
軽くノックされた扉に向かって寝ぼけながら返事をすると、遠慮なく扉を開け放ったのは全帝こと、カイン。
わぁお。
勢い良すぎてそのうち壊れるね、絶対。
目が覚めたじゃん。
「お前のことを『純白の騎士』の奴らが捜しに来た」
何か、だいぶイラついてない?
カルシウムが足りてないね。
今夜のごはんは牛乳尽くしにしよう。
「何で私?」
「依頼と言っていた。大方、お前の幼馴染が捜しているんじゃないのか?」
「あ~……あの他力本願ヘタレ野郎ならあり得るかもねぇ。ま、知らない人に着いていく気さらさらないから、黙っといてよ。んで?なんでそんなに苛立っているわけ?」
「奴らは気に食わない。いちいち俺のギルドの仲間を馬鹿にするからな」
「ふぅん?」
昨日の話を聞いてたら、どうもエリート気質が多いのかもね。
からかいがいがありそうだな~(笑)
「ま、お楽しみは後に残しておきますか……」
「なんか言ったか?」
「いーえ?なーんにも?」
「……嫌な予感がするんだが」
「気のせい気のせい」
「はぁ……もういい。とりあえず、ギルドに行くぞ。学園の編入書類にはお前の魔力値と属性を記入しなきゃならないんだ。魔力計測器はギルドの地下にあるから測定しに行くぞ」
測定?
属性!?
気になる気になる!
カインにもらった魔導書読んだけど、なかなか面白そうだし!
やっぱり魔法とかって一回は使ってみたいよね!
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