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少し 、呆れ気味の俺の手を 、ぐいっ、と郁が引っ張った 。
「 ん 、なに?」
「 優ちゃんっ 、これはめてっ?」
ふに 、と微笑んだ郁が俺に差し出したのは 、
「 ‥玩具の指輪?、」
「 いまはちっちゃいだから買えないけど 、大きくなったらぜーったい優ちゃんに指輪買うのっ!」
( 優ちゃん 、僕と結婚してください 。)
( うん 。 )
end.
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