2、俺の眷族が優秀過ぎる件

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* 「休養したし、アクアのLv上がったし、次の階層に行こうと思います。アクア‥‥、アクア?!」 実はアクアのLv上げから2日経ったある昼下がり、足湯感覚でアクアが浮かぶ池に腰掛けながら足を浸す。のんびりした気分で不意にアクアを見るとブルブルブルブル。え?ちょ、バイブレーション機能は付けて無いよ俺! 慌ててアクアを池から引き上げ、どうしようかと思案して居るとアクアの身体に割れ目が出来、一段と大きく震えたかと思った瞬間ソレは吐き出される。 「え?ゲ○?‥‥って、いやいやいや、もしや卵?アクア女の子だったの!いや、無性だろ」 テンションが迷子なのは許して欲しい。池にはアクアが吐き出した5cm程の透明な球体が多数プカプカと浮いて居て、俺とアクアの間には微妙に気不味い雰囲気が流れて居る様な気がする。気のせいだけど。 アクアを池に戻すと、何事も無かったかの様にスィーッと泳ぎ出す。近くにあった球体を手に取りつつ、駄目元で一応指輪に問い掛けてみた。 【スライム核(無色)】 《無傷な核を手に入れる事が出来るのは稀、レアアイテム。味に癖が無く仄かな甘味があり、自然系魔物の大好物》 *
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