2013年1月14日

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そしてこれが「正しい」金融経済の大きな流れなのだ。 お金、それ自体に何の価値もない。 お金に価値があるのは、まともな経済学が通じるようなまともな社会、つまりは多くのまともな人々がまともな社会生活を送れる社会でお金が頻繁に利用されている時だけなのだ。 社会がまともでなくなくなれば、お金の価値がいたづらに上がったり下がったりする。 まともな社会を持続するのはお金は常に適切な価値を保っている必要がある。「金は天下のまわりもの」とはよくこれを言い表している。 お金は適切に流通している時が適正価格を保っていると言えるのだ。
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