2013年1月15日

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財政出動しても変動為替相場の元ならば効果なし。 マンデル・フレミング教授が唱えた理論を振りかざして「アベノミクス」は失敗すると主張する人々がいる。 実際に前の自民党与党時代に公共投資をしたが、景気は良くならなかったと付け加えたりもされる。 ノーベル経済学賞受賞者の理論と実際のデータで公共事業が無効と言いたいようだ。 こういう主張に騙されてはいけない。 この理論は公共事業をすると政府の資金調達によって金利が上がってしまい、そのため民間投資を圧迫するのと自国通貨高になり輸出が低下するために景気を圧迫し公共投資の効果を下げるというものだ。 ならば、公共投資をしても金利を上昇させなければ良い。例えば、国が発行する国債を中央銀行が買えば金利上昇は抑えるのだ。
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