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「お母さん私良い事あったよ!」
「何?何があったの!?」
とても興味津津に聞いてくるお母さんに
「明日もね空先輩と一緒に帰れるの!」
と言うとお母さんはとても驚いた顔で
「あんた好きな人いたの!?」
と聞いてきた。
失敗した、お母さんに私が好きな人いること言ってなかったんだった。
「す、好きな人なんかじゃないよ;」
と誤魔化してみるもののお母さんは誤魔化せないようで
「さぁ白状なさい」
と言われた。
はぁ、仕方がないか…
「あ、あのね空先輩はね生徒会長やっててそれで、えっと…」
「あんたの好きな人なんだ」
「う、うん///」
やばいめっちゃ恥ずかしい。
穴があったら入りたいとはまさにこのことだ。
「ま、せいぜい頑張りなさいよ」
「っうん!ご馳走様、お風呂入ってくるね」
お母さんに反対されなかったことがとても嬉しかった。
さっきよりもルンルンしているであろうテンションでお風呂に入った。
お風呂から上がった私はお母さんに
「お風呂上がったよ」
と告げすぐに眠りに就いた。
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