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「行ってきます」
「いってらっしゃい」
今日は楽しみすぎていつもより30分も早く起きてしまった。
だから家を出るのもいつもより30分早かった。
家を出て5分ぐらいすると前方に見覚えのある人影が見えた。
あれは空先輩だ。
どうしよう心臓がバクバク言ってる。
顔も真っ赤だろう。
空先輩の姿を見ただけで顔が真っ赤になるとかどれだけ空先輩のこと好きなんだろう。
空先輩と話したいそう思った私は走って空先輩の元に行った。
「空先輩おはようございます！」
「わぁっ！お、おはよう文香。早いね」
空先輩の驚いた顔にドキッとした。
「いつもより30分も早く起きちゃたんです」
「そうなんだ。立ち話してると遅れちゃうから歩きながら話そうか」
「はいっ！」
登校の時も一緒に居れるなんて早起きしてよかった。
私は心からそう思った。
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