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そんな話をしていると出撃ゲートの方から声が聞こえた。
「おーいアネット!任務行くぞー」
呼んでいたのは先程話に上がった第二部隊の面々だった。
「はい!……じゃあね二人とも」
走っていくアネットに二人は頑張ってー、と言った。
第二部隊が外に出てすぐに第三部隊の面々がエントランスに入ってきた。
「フェデリコ!任務行くぞー」
「早くしねぇとお前の報酬全部俺のもんだからなぁ」
「ちょっ……酷いっすよ、カレル先輩っ!」
慌てて駆け出すフェデリコの背中に弥生は頑張って、いろんな意味で、と心のなかで声を掛けた。
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