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警備員室に入るとそこには銀髪の目つきが鋭いイケメンがいた。
「ん?お前、見ない顔だなぁ、さっきの転入生か?」
「あ、はい、そうです。」
「ふ~ん、お前が噂の……したらもうちょいここで待ってろぉ。案内役呼ぶから。」
「どうもありがとうございます。……あの、失礼ですが、僕にどんな噂があるのか教えてもらえませんか?」
「はいはい、ちゃんと教えてやるよ。
ガチャッ……プルルルル
もしもし、警備室だぁ。転入生が待ってる、早く来い。
ブチッ
で、なんだっけか?あ~、噂?噂ねぇ……お前、この学校の転入試験って9割落ちるって言われてるほど難関なのを知ってたかぁ?」
「え?いえ、知りませんでした。」
「やっぱ知らなかったのか。
クククッ、でだぁ、その超難問の試験を高得点で受かり、しかもそいつは美人でイケメンらしいって噂になぁ。」
そう言って男はタバコを吸い始めた。
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