三大勢力とパパラッチ

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先輩に「じゃっ、」と別れを告げ、で入口の扉を出ようとした瞬間―…(思いついた、先輩の呼び方!) バッと勢い良く振り返ると、片手を顔の横でヒラヒラ振って見送ってくれていた先輩の動きが止まる。 「じゃーね、パパラッチ先輩!!」 俺はにんまり笑って駆け足でその場を後にした。先輩にピッタリのあだ名だろ? 後ろから「そのあだ名はやめろ」って叫び声が聞こえたけど、聞こえないふりをして階段を駆け下りた。
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