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俺が急に叫んだから、その場に居た全員が目をパチクリしながら俺を見ている。
だがしかーし。
そんなの知った事か。
うるさいモンはうるさい!
「ギャーギャー騒がしい!!別に俺と湊はイチャついてた訳じゃない。強いて言うなら"仲直り"だ!!分かったか千紘!?」
「な…仲直り…?」
「そうだよ!!まぁ…心配かけたのは、ゴメン。…ありがと…////」
あー、何だコレ。
改まると恥ずかしい///
ん?
また千紘の様子が…
「か…可愛い―ッ!!」
「のわ―――ッ!!?」
ドッターン…
「痛い…千紘、重いー…」
案の定、千紘に飛びつかれて床に倒れ込んだ。
ちょっ、
そんなに抱きつかれたら苦しい!
ごふっ、潰れ死ぬ―…
朦朧としかかる意識の中で、新の姿を捉えた。
「ふ…ふはははははは―」
―…新が壊れた。
まさかのこのタイミングで。
「え…ちょっと新さん…?」
やっべー予感しかしねぇ…
「ツ…ツンデレきたーっ!!!」
ガバッ
「ぅぎゃ―――――ッぐふっ」
あぁ―…
キラキラ輝く川の向こう岸で、知らない老夫婦が笑って手招きしてるのが見えます( ̄∀ ̄)…
ここで俺の意識はプツリと途絶えた。
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