君との距離

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■剣吾 side 慌ててリビングを飛び出す。 二階から桃の叫び声とともに、ドタドタドタッと慌ただしく階段を降りてくる音がする。 桃だと思って階段の下で待ち受けていると―… 「!?」 「うわっ!…え?」 階段を下る勢いを殺せずに俺の胸へ飛び込んできたのは―… 息を切らせた唯人だった。
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