秘密

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「俺からも、たまにくっついていい?」 「たまにじゃなくて、毎日でもどうぞ。」 「いや、それは…自分からは無理。恥ずかし死ぬ。」 肩にぐりぐりと額を押しつけて照れを誤魔化していると、すぐ側でクスクス笑う声が聞こえた。 「なんだよ、笑うなよ。」 「いや、ゴメン。かわいいなーって。」 「は?俺はかわいくない。」 「かわいいよ、すっごく。じゃあ、照れ屋で寂しがりな唯人のために、俺が毎日ぎゅーってするよ。」 そう言って楽しそうに俺に体重をかける剣吾。 その顔は本当に嬉しそうで楽しそうで、「かわいいって言うな。」と怒るのも忘れて、俺まで笑顔になってしまった。 ―――――――――――― 祝☆300ページ越え!! いつも応援してくださる皆様 ここまで読んで下さって 感謝感謝ですっ(^^) まだまだ完結は遠いですが これからも更新頑張るんで お付き合いよろしくです! では、 飛び入り失礼しました。
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