最後の日へのカウントダウン

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さて、どうしたものかと3日3晩悩み抜いた末―… 「お元気ですか。  携帯ありがとう、  とても嬉しかったです。  もう知っているとは思いますが、杉下さんには月に1度お世話になる事になったので、一応連絡しました。 忙しい中ごめんなさい。 お仕事頑張ってください         唯人  」 という何とも他人行儀なメールを送信した。 本当はもっと堅苦しい文面だったのだが、余りのよそよそしさに冷たさすら感じて、何とか今の形に落ち着いた。 畏まってるのか崩れてるのか、中途半端な日本語だがまぁいいだろう。 あ、ちなみにこれは母親の方に送った。 父は社長だし、秘書を務める母親の方が都合がいいと思って。
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