最後の日へのカウントダウン

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「唯人くん」 「あ、はい。」 できましたよ、と勧められて入れ替わり椅子に座る。 横から一緒に覗き込んだ画面を指さして、複雑だったパスワードを俺用の簡易パスに変えてくれたのだと説明してくれた。 その後、 基本操作は小学校でも学んだし、一人でも大丈夫って言ったんだけど… 斜め後ろに立つ杉下さんに見守られながら、メールを開いてみても母さんからのメールは届いていなかった。
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